有機野菜

食材宅配に興味を持って、いくつかの会社のお試しを利用したり、ホームページを見たりしていると「有機農法」という言葉がよく出てきます。

「有機農法」や「有機栽培」「有機農産物」などという言葉を普段からよく目にしますが、実は私はそれが何を示すのかあまりわかっていませんでした。

そこで今回はそれを調べることにしました。

有機農法とは

まず、「有機農法」とは何のことなのか…についてを見てみます。

「有機農業」について、日本では「有機農業の推進に関する法律」があり、次のように定義しています。

  • 化学的に合成された肥料及び農薬を使用しないこと
  • 遺伝子組み換え技術を利用しないこと
  • 農業生産に由来する環境への負荷をできる限り低減した農業生産の方法を用いて行われる農業

これだけを見てもなかなかわかりにくいですね。
そこで、これをさらに詳しく調べてみました。

科学的に合成された肥料や農薬を使用しないこと

農薬には殺虫剤や除草剤、殺鼠(そ)剤などがあります。虫やねずみを殺す薬剤はやはり危険だと考えられるので、使用していない方が安心ですね。

除草剤もペットがいるところには使用しないでください…などと書かれているくらいなので、人体にも悪い影響があると考えられます。

また、化学肥料はチッソやリン酸、カリなど植物の生育に欠かせない養分を化学的に合成したものです。土作りの手間が省ける、植物が早く大きく育つ、必要な成分量が正確に使えるので便利といったメリットがありますが、それだけに頼っていると土中の有機成分が減少するので土のパワーが弱くなると言われています。

また、味も有機肥料(油粕や米ぬか、鶏糞、魚粉など)の方がおいしいと言われます。

遺伝子組み換え技術を利用しないこと

人間も動物も植物も、すべて多くの細胞からできています。また、細胞の中には遺伝子が含まれています。

植物の場合、似たような種類の食物の種を掛け合わせて品種改良を行いますが、遺伝子を操作して食物を作り出すことができます。それを「遺伝子組み換え技術」といい、農業では「農薬耐性遺伝子組み換え」や「害虫抵抗性遺伝子組み換え」が多く行われています。

たしかに農薬や害虫に強い植物ができれば農作業の苦労は軽減されますね。
しかし、遺伝子組み換え食品が多いアメリカでは、癌や白血病、アレルギー性疾患などが増えているそうです。

直接の因果関係ははっきりしないのが難しいところですが、環境汚染の心配もありますね。

できれば遺伝子組み換えではない食品を利用したいものです。

環境への負荷をできる限り軽減した農作業で作られるもの

例えば「農薬と化学肥料を3年以上使用しない田畑で栽培されるもの」などの規格が設けられています。

オーガニックとは

有機野菜
国際有機農業運動連盟(IFOAM)では、オーガニックの目標として、次のものを掲げています。

  • 環境への保全……化学農薬や化学肥料を使わずに、水や土、待機を汚染から守る
  • 健康な生活……保存料や着色料などの添加物を極力減らし、食品の安全性を確保する
  • 自然との共生……自然の生態系や生物の多様性を守る
  • 適地適作や地産地消を大切にする
  • 健全な社会……植民地栽培や南北格差、児童の労働の禁止など人を大切にする社会を実現する

このようにオーガニックは農産物の栽培だけでなく、環境問題や社会問題にも焦点を当てて取り組んでいることがわかります

食材宅配サービスには有機栽培の野菜が多い

「オイシックス」や「らでぃっしゅぼーや」「生活クラブ」などの食材宅配サービスの会社では、有機栽培の野菜を取り扱っています。

店頭ではなかなか手に入らないおいしい野菜が自宅まで届くのがメリットですね。

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